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ご開業されてから半年が経過しましたが、患者さんの動向はいかがですか?

有難いことに当院を選んで来院してくださる患者さんが日々少しずつ増えています。開業後3ヶ月は新規クリニックにとって勝負所の期間だと認識しておりました。いつでも、患者さんに真摯に向き合い丁寧な診療を心掛けております。駅前という利便性の良い立地のおかげで想定外の遠方からも多くの方々にご来院いただけたため半年経過後の患者さんの動向は順調と言える範囲になっており、スタッフ共々、感謝しております。

いつごろからご開業を考えてらっしゃいましたか?

具体的に考え始めたのは開業の1年前くらいです。医師として働く中で先輩や患者さんなどの話を聞き、地域に密着した診療所をかまえて地域貢献をするとともに患者さん個々に必要となる継続した医療を提供したいという思いが年々強くなりまして開業を決意するにいたりました。

ご開業立地を選ぶうえで、どのようなところ希望されていましたか?

当初は自宅から1時間程度の通勤圏内の開業立地を希望していましたが、駅からの距離・視認性・人口の観点から、開業立地を東京・神奈川・千葉・埼玉のテナントへと視野を広げて希望することになりました。テナントを選ぶうえでは、通院する患者さんにとって交通の利便性が高いところを希望しました。

ご開業の地にこの場所をどうして選ばれましたか?

選んだ理由として、第一に、患者さんが通いやすく視認性の高い駅近くの立地であること。第二に、周囲に呼吸器科クリニックがないため、この地域に呼吸器科クリニックが求められていると考えたことが大きな理由です。また、私自身が中学・高校と埼玉県の学校へ進学し、医師となってからも埼玉県で学ぶ機会があったため、強い縁を感じて、この場所を開業の地に選びました。

ご開業されて大変だったこと、逆に良かったことは何ですか?

勤務医として働きながら開業準備を進めていたので、仕事が休みの日だけでは時間が足りず平日の勤務後や休憩時間も開業準備に充てなければならなかったのは大変でした。良かったことは、開業立地の選定や医療機器の購入、銀行融資、人事労務、経理経営など開業することでしか得られない経験を得られたことです。開業前から開業後も、多くの方々の支援や支持をいただき、地域医療の一端を担うことが出来て良かったです。

今後の目標、夢を教えてください

直近の目標としては、より一層の医療連携の円滑化です。近隣の入院可能な総合病院との連携を図って地域医療に貢献していきたいと思っております。また、職員研修教育に重点をおき、統一した理念を持つ人を育て、将来的には開業地を中心に地域に必要とされる分院を開設したいと考えております。夢は、予防医療としての健康運動を普及させるために今のクリニックを拡充し、運動ジム併設型のクリニックに拡大拡張させることです。

これから新規開業を考えている先生方へアドバイスをお願いします

開業にあたっては様々な準備が必要ですので、医療機関の開業支援や運営支援を行っている企業に相談されると良いと思います。私の場合は、医業専門の日本メディカルシステム不動産の方々に開業準備をサポートしていただきました。勤務医として通常の勤務を行いながらの開業でしたが、理想的な独立開業の夢を叶えることができたのは、日本メディカルシステム不動産の皆様のおかげです。特に不動産の選定や交渉と継続的な支援に関して絶大な信頼があります。これから新規開業を考えている先生方へ自信をもってお奨めいたします。開業に興味があるけど何から始めたら良いのか分からないなら、まずは、医業専門の日本メディカルシステム不動産へ相談しておくと良いでしょう。

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新座駅前なわ内科外科クリニック

名和 公敏 院長

https://nawanaika.com/